連日のニュースでロシアのデフォルト予測の記事が流れてます。
デフォルトするとどうなるのでしょう?
国債が暴落してインフレが、、、みたいな流れは想像できるのですが、もう少しミクロな視点で、整理してみました。
戦争による出費が増えることで、政府の金が減ってくる。
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国債の利払期日(又は償還期日)にお金を支払えなくなる。
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ここでデフォルト確定!!
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その国の通貨の信用力が地に落ち、急激な通貨安になる。
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輸入品がとても高くなり、結果ハイパーインフレとなる。
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ハイパーインフレが企業の業績を圧迫し、結果、賃金は減少し、失業率は増加する。
また場合によっては、政府により預金封鎖が実施され、銀行預金が差し押さえられる。
この失業率増加、物価上昇、預金封鎖のコンボで国民の生活は圧迫され、町では強奪や暴動が頻発し、北斗の拳の世界が形成される。
また今のは国内の視点の話で、視野を海外まで拡げると、急激な通貨安により、その国と貿易してる企業の債権は紙クズとなります。
そして、いくつかの企業は倒産し、そこからドミノ倒しのように倒産の連鎖が生まれる可能性もあります。
こうなることは戦争になる前から、容易に想像できると思うのに、強行したプーちんはほんとに半分ボケてるんじゃないかと思います。
ちなみに日本では財政赤字でも自国通貨で国債を発行できるため問題はないという通説(現代貨幣理論)がありますが、有事の時も保証されるとは限りません。
ちょうど、隣で鼻息荒くしながら、気を伺っている国もいるので、、、
そう考えると、銀行預金が安全資産とはもはや言い切れないので、分散投資するべきだと改めて思いました。
あとは秘孔を突いて相手を爆発させる拳法も習っておいた方がいいと思いました。